僕らが住もうかと思っている奥州市江刺区には、自宅の庭をガーデニングし、一般公開している「オープンガーデン」があります。
そして、僕らの家は、おそらく米里という、江刺でも山奥の方になるかと思います。
購入予定地もありまして、何回かこのブログでも紹介していますが、中古物件+田んぼ+家の裏に60アールくらいの草地があります。
「もしも、その物件に決めたのなら・・・」という話で妻といつも話をしている訳ですが、今日の農大研修で衝撃的な事実が判明しました!
草地で農業ができない?
結果から言いますと、できないわけではありません。
ですが、してはいけないと思います。
それというのも、以前はその土地で「タバコ」を栽培していたという話を売主の方に伺っていたのですが、何とか土地を有効利用できないものかと、農業改良普及センターの方に相談したところ、「タバコを栽培していたとすると、もしかしたらキュウリとかは植えられないなぁ・・・。タバコで使っていた薬が問題あると思う・・・。」という話でした。
そして、今日の研修では、「農薬適正使用」について学びました。その中で、「ドリン剤」と呼ばれる有機塩素系殺虫剤が土壌に残留しているとキュウリやカボチャなどのウリ科の野菜が吸収してしまうため、危険だということがわかりました。
以前、聞いた話はこの話だと、直感的に感じました。講習が終わり先生に確認しましたが、やはりタバコにはドリン剤が多く使われていたということで、ビンゴでした。
食えるのか〜? おいっっ!!
いや、食えないっす。
他の作物であれば何とかなりそうなのですが、そこの土地で作った食べ物は、自分では食べたくありません。
ということで、もしも僕たちが米里のそこの家に住むことになれば、取得することになる大きな使えない土地を抱えることになります。
しかし、人間がしたことは、人間が解決する必要があります。
ドリン剤は、ものすご〜く長い時間が経てば残留もなくなると思われるので、僕らが生きている時は、自然に「ごめんなさい」のつもりで、別の用途に使用したいと思います。
そこで出てくるのが、オープンガーデンの話です。
僕らの家の裏を広いオープンガーデンとしてみなさんにお見せできれば、土も本来の姿に戻ることができますし、皆さんも癒されますし、ハッピーハッピーです。
そーんな夢物語を考えている前に勉強しろ!という皆さんの声が聞こえてきそうなので、そろそろ勉強しようと思います。夢と生活のために・・・。