トマト農家のブログ

トマトの温床作り。

今日は昨日に引き続き、育苗の準備をしました。

昨日はハウスに堆肥を撒き、平にするところまでを行いましたが、言葉にすれば1、2行で済むところを予期せぬトラブルが発生し、ひさびさにすごく長い文章になってしまいました。

個人的にかなり楽しんで書けましたが、これもまた久しぶりで、ブログをやっている実感を感じることができました。

今日は昨日の作業の続きで、まずはハウス全面に養生シートを敷きました。

その次に養生シートに油性ペンで苗を置くスペースをマーキングです。

今回は小さい苗を中位に育てる場所、中位から定植前まで育てる場所に分かれていますが、場所が重なる事がなく1つのハウス内でスムーズに移動できる計画です。

まだ寒いので小さい苗の時期を比較的暖かく保てるようにハウスの中央部に育苗床を作る計画で、苗が中位になったらハウスの左右にズラシスペースを作ります。

マーキングが終わり、次に育苗床の下地でビニールを敷きます。

本来は中古のビニールでいいのですが、衛生面や手間を考慮して、新規でビニールを買いました。1回で約30メートル使うので、100mで一巻き三千円くらいで3年間分、1年で千円の出費であれば安いと思います。

その後は200vの電熱線を敷きます。

今回は苗を2回に分けて注文したので、温床を2つのスペースの分けました。奥と手前に分けて、奥を最初に来る物にしましたが、それは片付けや作業をスムーズに行うためです。

電熱線は、温床の外側ほど寒くなるので外側は特に密度を上げます。

今回はジグザグ型ではなく、外側が高密度、内側にいくほどスーペースが出来るようにしたいので施工が楽なグルグル型で電熱線を敷いていきます。

今回は1回目の苗が896本、2回目も同数で、それぞれに200vの電熱線を1本ずつ使用し加温する予定です。

電気の契約は200vを3本分なので残りの1本は中位になった苗を置くズラシ床?に使用しようと思います。

それでも足りないので、残りは100vの電熱線を使用して先に準備をしようと思っています。

温床の電熱線を貼り終えましたが、少し間違えてしまい、スッカスカの状態になってしまったので、修正をして、何とか今日中に終わりました。

その後、電熱線の上にも養生シートを敷き、苗が来る位置にマーキングをしてから、苗が真っ直ぐになるように道糸を貼り終了です。

あたりはすっかり暗くなってしまい、最後はヘッドライトを使っての作業になり大変そうに見えますが、ヘッドライトを使っての作業は非常に快適です。

うちのハウスには暖房機が無いため、200vの電熱線のみを使用し加温します。

どうしても寒い時は奥の手があるので、その時が来たらお見せいたしましょう。ではでは。

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