井の中の蛙 大海を知らず
有名な言葉です。
今日はハウス建設もしましたが、18:30からの地域懇談会にも参加させていただきました。
具体的には、人首小学校やその他学校の生徒数減少による統合、再編成の話し合いでした。
その中で僕が思った事。
それは、自分の小ささや地域の方の懐の大きさです。
普通は地域を守る方向に動き、微動だにしないイメージのおじさん達(言い方が思いつきません。すみません)ですが、ほとんどが統合に賛成しているのです。
僕はまだ越してきたばかりなので、この地域の事をよくわかりませんが、何かが変わるのに抵抗があります。
もったいない精神と言いますか、せっかく今がいいのだからもったいない。
僕らには関係の無い事ですが、子供のイジメや環境の事で何か不具合があれば引越しを考えてもいいと思っていますが、そういう状況の現代で、個性を消し、秩序を学ばせる方向への転換は、簡単には賛成できず、頭を悩ませます。
それでは井の中の蛙になってしまうと懸念する意見もあるでしょうが、僕はこう思うのです。
井の中の蛙 大海を知らず。
大海を知るもの 井を知らず。
子供の進むべき道は、本来は子供に選ばせてあげたい。
井を知れるのは、今の今だけだとしたら、井も貴重な体験だと思います。
僕は井を知らない。
どうも人見知りで、人見知りじゃない自分を演じている気がします。
だから子供には、こういった場所で井を知っていて欲しかったのです。
人首小学校がなくなるのは非常にもったいない。
井の中の蛙 大海を知らず
そう言われていますが、
そもそも蛙は海で生きられるのか疑問です。
子供たちには大海原に旅立って欲しいような、帰って来て欲しいような…
サケのように産卵の時にだけ帰ってくるのも良いのか悪いのか。