夏はまだ始まったばかりなのか、まだ始まっていないのか、グズグズした天気で気温も上がらないため、去年とは全く違うトマト栽培で悪戦苦闘の毎日です。
今年はスタートから遅れてしまった為、(去年もでした…。)作業的に大変な日々が今の今まで続いています。
食べ物に足が早いと言えば、悪くなるのが早いという意味になってしまいますが、トマトは別の意味で足が早いと思います。
成長のスピードがものすごく早く、今年は栽植本数が2700本(去年は1800本くらい)で2700本のトマトに大幅なリードを許してしまった僕は、最後尾から猛烈に追い上げをしてもまだまだ先頭が見えません。
今年のトマトはまだまだこれからですが、既に詰んでいる気がします。
今までは何とかトマトに追いつこうと全力で走っていましたが、なかなか追いつけず、頑張りすぎて足を怪我する始末。
せっかくもう少しで追いつけるくらいまでになったのに大幅にスピードダウンしました。
今回の事で得た教訓は、トマトは尋常じゃ無いくらい成長スピードが早く、本数が多くなると追いつける様な物では無いという事。
収穫が始まってしまう前にトマトの前を僕が走っている状況になる必要がある事。
去年までは本数が少なかったので、追いつける気がしていましたが、今年はさすがに難しいです。
それでもトマトはそれなりに獲れていますし、栽植本数が多いので収穫量が多い時の爆発力は去年の比ではありません。
今年は天候の影響も大きいですが、なんとか去年より多く出荷するのが目標です。
かなり難しい状況ですが、家族と楽しみながらやっていれば、きっと達成できる目標だと思います。
一人で熱くなるよりも家族で楽しくやる方が僕には合っているのだと思います。
そうじゃないと僕が農業をやっているそもそもの意味が無いのだと最近思いました。
一に家族。
家族のために仕事をするのはもちろん。
でも家族を犠牲にするのではなく、家族と一緒に楽しく農業をする。
それが出来る僕の家族は素晴らしい。
今年は家族の総力を集めて去年の自分に挑もうと思います。
トマト栽培は残り3ヶ月。
さてさてどうなるか、楽しみです。フフフ。