ハウス解体もやっとこさ終わり、次は解体したハウスを就農地まで移動するのだが、ここで少し問題が。
ハウスを建設する場所は、田んぼである。正確に言えば、去年までは田んぼである。現在は、水も入れてないし、水の排水対策として穴を掘ったりしていた。一般的には明渠と呼ばれるものだ。
何が問題かというと、具体的にハウス建設のレイアウトを作成していたのだが、どうも予定していたよりも建てられるスペースが狭いという事だ。
それというのも、田んぼの畦畔も含みで長さを計算したため、畦畔下の明渠と足場で1.25m、ハウスが4間で7.28mハウスとハウスの間のスペース2.5m、もう一棟のハウスが7.28m、そして足場と明渠1.25mを足すと、合計で19.56mになる。しかし実際のスペースは17.6mしかなかった。
大誤算である。
きちんとサイズを把握する為、100mメジャーを買いにホームセンターに行くと、1万円オーバーだったので、アマゾンでレビューがいい物が5000円で売っていたのでそっちを買った。
今後、採寸してみてだが、かなりの高確率で、畦畔を壊し、明渠を両サイドのところを、片側のみにする方向にし、畦畔があった場所をフラットにして、そこにパイプハウスをある程度ギリで建てる感じになる。
畦畔を壊しても下には傾斜が残るため、雨が降れば下に流れるという感じだ。
そして、傾斜の下には明渠を掘り、明渠と足場で1.25m、4間ハウス(7.28m)が建ち、ハウスとハウスの間を雪対策で2.5m、4間ハウスがもう一棟建ち傾斜になる。そんなイメージだ。
これだと18.31mで済む。
うん、行ける!
多分。
畦畔を壊したり、スペースを拡張するのだが、手で掘った我が麗しの明渠は、一度土に戻ることになる。
全ては自分の計画性の無さに他ならない。
でもここで気がついた事に良しとしよう。
なぜなら、今ならさほど手がかかっていない状態ではあるし、ハウスの部材を持って来ているのであれば、拡張作業がやりづらいだろう。
そして、何よりも明渠があんまり進んでいなかった事。
横100m、縦18m、折り返して70mしか掘っていない。
これを「やった」と思うか、「全然やってない」と思うかは、人それぞれだろう。
僕は明渠の作業に関しては満足に進めていない状況だったため、既に掘ってある明渠を埋める事に一切の抵抗はない。
僕は小さい頃、ドラゴンクエストで遊んでいた。今でこそ、遊ぶ暇が無いが、本当は遊びたかったりする。
いつまで経っても心は少年なのだ。
しばらくやらないセーブデータは、ひさびさにプレイする時には、あまりワクワクしないものだ。
そういう時は、どんなに進んでいても「リセット」して新鮮な気持ちでプレイをする。
今回も同じような事だと思う。
最初よりも上手く早く掘れる術を知っているし、何よりも、全て明渠を掘り終えた状態からのリセットでは無いので、ダメージが少ない。
もしもそうであれば、電源を入れた時に呪いの音楽が鳴り「ぼうけんのしょは消えました…。」的な感じで、ショックのあまり、しばらく動けなくなっていたかもしれません。
分かる人には分かる話です。
分からない人は分からない方がいいのかもしれません。
今度は、ちゃんとカセットに「ふーふー」して丁寧に扱うイメージで、農地をキチンと計測して、ずっと使う「ぼうけんのしょ」にしたいと思います。