今日も仮植をしました。苗が来ると雪が降ります。うーサミ~~。
「りんか」という品種の仮植は終わりましたが、相当数の苗がダメでした。
師匠がJAに出向いて話をしてくれたようで、話がスムーズに進み、良くない苗をカウントして、JAに報告すれば保証があるようです。師匠様様です。
初めての苗でこんな感じなので、苗を頼むのが怖いですね。
でも、自分で種から苗を作るのはもっと怖いですね。
しばらくは、JAに頼むことになると思いますので、きっちりと対応してもらって今後はスムーズに行けるようにしておきたいです。
準備型がなくなる?
準備型とは僕らが農業を始めるにあたって利用していた制度で、次世代農業人材育成投資事業の準備型と言います。最長2年間の補助金が出ます。1人当たり年間150万円が国から助成されますので、研修をしながら農業の準備をすることができる素晴らしい制度です。
今回、普及センターの山口さんが圃場にいらしたときに聞いたのですが、今の準備型の受給者までで、この事業はなくなるという事です。
僕らは非農家から農業を始めることが出来ましたが、今回の次世代農業人材育成投資事業の準備型があったからこそ農業を始めることが出来ましたし、これが無ければ農業を始められなかったと思います。
僕らのように悩める未来の農家さんたちは、これからどうすればいいのでしょうか?
僕なりにまとめてみました。
大きく分けて3通りあります。
①自力でスタートする方法。自力で初めて、同じ作物を作っている面倒見のいい農家さんを紹介してもらい、技術を学びながら自分で農業をする。
②法人などの研修制度や雇用で農業を学びながら、雇用先から給料をもらって自分の就農の準備をする。
③農の雇用制度を活用して、農家で労働者として学びながら、就農の準備をしていく。
どれも、結構厳しいですね。リアルな感じだと②の法人だと思いますが、結局は法人で雇われ農業が長くつづいてしまうかもしれません。
結局は、大きな農家法人だけが残っていく時代だったり、すべて自動化や輸入に頼る時代になるのかもしれませんね。それがいい未来だとは僕は思いません。
個人の農家は、無農薬や有機が再注目され、量よりも質を上げる生産方法を模索しなければならないかもしれません。
よっぽどの事がない限り、個人では法人には勝てません。
そもそも勝負するつもりもありませんが。
どうなる日本の農業?
どうなる日本の食卓?
どうなる日本?
どこに向かうんだろう。