トマト農家のブログ

点滴潅水量の測定と計算とアジ

今日は点滴チューブの潅水量を計測する事から始まりました。

チューブの1穴から1分間に出る水量をを調べました。

これだと10と20の中間なので15ccですね。

違うハウスでは18ccだったので、距離の分だけ水圧が変わっているようでした。

潅水装置に水圧を調整できるようにレギュレータを導入してからは、水圧を調整して潅水チューブの限界の圧力を上回らないように調整していましたが、各ハウスに流れるチューブの電磁弁の圧力調節を全てMAXにしていました。

全てのハウスが均等の水圧になるように、電磁弁の圧力を弱めた状態で、レギュレータを調節し、水圧が強い順に、電磁弁を減圧していけば、きっとピッタリになるはずです。

こういうのも、前の会社でのエアー調整などで経験した事が役に立っています。

圧力が一定になってからは、計測した水量を元に潅水時間を計算します。

チューブの感覚が20cmで、定植した間隔が30cmなので、1株には1.5個の穴から潅水する事になります。

今回、計測したのが1分間、1つの穴で15ccなので、1株だと22.5ccの潅水量になります。

そうすると、1リットルを潅水する場合は単純に1000cc ÷ 22.5cc =必要な時間(分)がわかります。

計算すると44.44分なので、およそ44分26秒の潅水で1リットルの潅水が行われるという事だと思います。

これからは潅水が本格的に始まり、天気によって潅水量を変更するので、より正確な量を潅水できるようにする事が生育の管理のデータ収集や経験に生きてくるのかと思い、やってみました。

いつか、どこかのページで、点滴チューブの穴の間隔、株間、1穴60秒の水量を入力すると、パッと潅水時間を計算してくれるような物を作ってみたいと思います。

僕も使いたいので、皆さんも良ければ使ってみて下さい。

出来るだけ早く作ります。

今日はすごくマニアックなというか専門的な話になってしまいました。ごめんなさい。

今日のちょこっと。

スーパーで買ってきたアジ。

大きかったので、買いました。

家に着いた頃には鮮度が落ちてしまいました。

とりあえずさばいて、アジだけどさばいて。

たまにやらないと、忘れてしまうので、自発的に。

焼いて食べました。

家族3人でも十分な大きさで、身も柔らかく、好評でした。

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