連日の降雪で僕のハウスにも雪が沢山積もっています。
雪は軽そうに見えて、結構重く、ハウスが壊れる原因の第一位が降雪による物だと思います。(多分)
僕が住んでいる江刺のJAでも「ハウスの雪に気を付けろ!」という内容の案内が農家に渡されるほどの事態です。
ハウスを暖房機で温めている人たちは、雪が解けて影響が少ないと思いますが、僕みたいにビニールは張りっぱなしのハウスは非常に危険度が高いと思います。
雪はもうこりごりですが、これからが本格的に雪が降るシーズンだと思うので、雪の対策を考えようと思いましたが、やはりできる事は雪かきくらいなものです。
ハウスの上に降った雪が滑り落ち、雪がハウスの肩の所くらいまでになったので、これ以上降ると雪が落ちる所が無く、いよいよという感じになってしまいます。
もともとハウスのパイプは太いパイプで、降雪には強いのですが、なんせ、ど素人が建てたハウスですし、きちんと平行なども出ていないかもしれません。
よって、通常よりも強度が弱いのは確かです。まして、去年に建てたハウスは31mmの若干細めのハウスですので、そちらは対策が必要かと思い、ハウスレスキュー隊の出動です!
真っ赤な?どちらかというと朱色?のクボタのトラクターにスコップを載せて、家から坂道を下り、ハウスのある圃場に下りていきます。
途中、圃場に入る所も除雪が必要なくらい雪が積もっていて、なかなか困難な状況ですが、トラクターの後ろには除雪と土の移動の為に買ったトラクターダンプ?整地キャリアを装着しているため、除雪トラクターになっているため、イイ感じに除雪できます。ただし、バックで除雪なので首が痛いのがネック。
家の周りの除雪にも大活躍している除雪トラクターですが今年は特に出番が多く、首が慢性的に筋肉痛状態です。
来春には、僕の首は一回り太くなっている事でしょう。
そんなことはさておき、ハウスの除雪を決行しました。
とりあえずというレベルですが、応急処置的な感じで除雪をしていると、妻から電話が・・・。
電話に出てみると、トラクターで除雪をしている僕の帰りが遅いのでどこかに落ちているのではないかと心配で電話してきたようでした。
また、子供には僕が落ちていないか見に行くように言ったらしく、僕が圃場にいるのがわからなかったため、さらに心配したようで妻の電話に至りました。
実際に、トラクターの除雪は危険が伴うため、特に注意が必要で、トラクターの運転に慣れていない人はやめておいた方がいいかもしれません。
僕は、必要に迫られて除雪でトラクターの腕前があがりましたが、最初の方は結構無茶をしてヒヤッとしたこともありました。
さすがに、今は大丈夫ですが、それでもヒヤリ、はっと、する場面は極力少なくし、集中して運転しています。
さてさて、ハウスの肩まで来た雪は、一通り除雪出来た所で家に帰り、初詣に向かい、後は少しでも雪が解けるの願うのでした。