簿記をやっていると、借り貸しとか買掛、売掛とかそういう言葉を目にします。
会社員の時や学生の頃は簿記とは縁が無い生活でしたので、簿記を学び始めた時は少し抵抗がありましたが、今では不得意では無いレベルにはなっていると思います。
農業研修時期に農大で学んだ成果、先生の教え方が上手かったという事なので感謝感謝です。
今回のテーマは簿記ではなく、「ツケ」のお話です。
ツケと言えばお金っぽい響きですが、今回はやる事を後回しにした時のツケのお話です。
はっきり言って僕は勉強も仕事もできる方ではありません。
それはどちらも面倒だからです。
面倒な事は後回しにしてしまいがちで、必ずそのしわ寄せが来て自分を苦しめています。
その事を「ツケが回って来る」と言っているわけですが、今日から少しずつ体質を変えていこうと思いました。
きっかけは些細な事なのですが、言ってしまえば回覧板です。
僕は地区の班長になっているため、回覧板は僕から始まります。
今日もいつものように区長さんがいらして、広報と回覧用の紙を持って来ました。
今回の回覧は期限が今月いっぱいの物があったので、急いで出す必要があるとのこと。
いつもは妻と子供が回してくれたりするのですが、それでは遅くなりそうで、僕のスタートが遅くなれば最後の家庭までの到達がさらに遅くなり期限を過ぎてしまうかもしれません。
班長の責任を果たすべく、1時間後には回覧板を回し始めました。
単純な事ですが、やらない時は「やらなきゃな〜」とネガティブになりますが、やってみれば非常に簡単な事なので気分が良くなり、他のことも次から次へと解決していきました。
部屋の片付け、圃場の片付け、書類の整理、提出などなど。
色々とやってはいましたが、何処かで流れが悪くなっていて血や血管で例えると、血がドロドロで流れが悪く、今にも詰まりそうな感じで常にいたのだと思います。
それなので仕事も生活もリズムが取れなくて、非常に苦しい思いをしていました。
回覧板を急いで出さなければならないという小さな事柄をヒントに、ダメな所を再認識し、行動のきっかけにもなりました。
小さな事なので、皆様は容易い事なのでしょうが、僕はまだまだ半人前なのでしょう。
色々と手を出しては自分を苦しめているのかもしれません。
これからは、どんな事でも後回しにはしないで片付けてしまい、今までの溜まっていた事も少しずつ解決していき、さらっさらの血液で健康的でストレスのない生活をしたいと思います。
今日は色々と大変でしたが、ここ最近では珍しくポジティブになれた1日でした。
この気持ちが長く続きますように…。