今年のトマトもUターンをし、後半戦に突入しています。
今年は去年とは大違いで雨、冷夏、などなど、2年目の僕には非常にハードルが高い試練がてんこ盛りです。
思い返せば、今年はスタートからずっこけて(土壌水分量が少なくて尻ぐされが多発)、その後はメラメラと熱い日差しに花が枯れ、次には雨攻めで葉っぱにうっすらと病気が発生。日中は気温が上がらずに蕾が異常に小さく、大雨攻めで浸水。
かなり悪い所ばかりを通ってきた感じがします。
それも経験不足や準備不足から起きてしまった事なので自業自得と。農家は厳しいですね~。
今年はケガも多く、6月くらいに足のケガで一時離脱。当初は遅れていたものの、順調に追い上げてもう少しで追いつけると思った矢先の出来事でした。
長靴を履いて作業をしていましたが、親指の付け根が腱鞘炎のようになって、歩くのがやっとの状況でした。
3日くらいの休息をとり、だましだまし作業をして回復はしましたが、作業はどんどんと遅れていきました。
こうなってしまうと悪循環の連続で泥沼にはまった状態です。
新たな栽培方法に挑戦していた部分が放置されることによって手が付けられないほどになってしまいました。
思い切って挑戦したことでしたが、やらなきゃよかったと後悔しても遅いので、責任をとり挽回をしようと頑張りましたがなかなか難しいもので、今年の悪循環の大きな原因になっています。
ですが、前向きに挑戦したもので、遅かれ早かれ僕は挑戦していたと思いますので、成功するパターンでなかったとしてもチャレンジしての失敗は逃げの失敗ではないので良しと思っていますが、挽回するのは不可能なほど大きな痛手になりました。
痛手といえば、この前は右手をアシナガバチに刺されて、手がぶっくりと腫れて数日間はハサミが握れないほどでした。
体調も少し悪かったので、アナフィラキシーの心配もあったので病院に行ったりしてかなりタイムロスをしました。作業時間が・・・・。
そんでもって右手が完治したと思いきや今度は逆の手の血管の上をアブに刺されて、血の巡りがいいためか、蜂に刺された時と同じくらいブックりと腫れて、今度は手首の関節が痛くて手を上げれないくらいになりました。トホホ・・・。
今年は、トマトの値段も高く非常にやりがいのある感じだったのですが、栽培というよりも自分のコントロールが上手くできていない状況で、非常に大変な思いをしています。
去年から引き続き行っている直売は順調でしたが、色々なトラブルの発生からお休みする日が結構あったりして、お客様にご不便をおかけしております。
今現在は夏真っ盛り?ではありますが、序盤の栽培のミスにより、実が少ない所が赤くなっているタイミングですので、トマトがあまり採れない状況が続いております・・・。
今後は実もなっていますので、徐々に収穫量も増えてくると思いますし、直売も出せるようになってくるはずです。
今後のトマト農家に乞うご期待!!