後藤敏美さんと言えば、トマト農家の方なら聞いたことがあるかと思いますが、僕も先日に購入した「夏秋トマト栽培マニュアル」の著者です。
アマゾンのレビューでも物凄い評判がいい本で、トマトを食べたい人よりもトマトで食べていきたい人向きの本です。
新版 夏秋トマト栽培マニュアル: だれでもできる生育の見方・つくり方
今日は、その後藤敏美さんが江刺に来て、現場での講習会を開くということでしたので、僕らも参加させていただきました。
会場は、たかしさんのハウスです。たかしさんは、以前の記事で書かせていただきましたが、就農2年目にして売り上げ1000万越えを記録した、あの「たかしさん」です。
僕が定植をお手伝いさせていただいたトマトですが、その様子も見たかったので、とても良い機会です。
トマトの様子も良い感じで、脇芽もきちっと取られていましたし、1段目のトマトもとても大きく育っていたので、「さすがだな!」と思いました。
でも、実際に僕が植え付けたトマトではなく、たかしさんが一人で植え付けた場所だったので、そちらの方を確認してくるのを忘れていました・・・。もったいないお化けが出ますね。
講習会の内容は、摘果やトーン処理、肥料や水やりについてです。その他にも色々と質問によって受け答えするという形でしたが、さすがはマニュアル本の著者です。言うことに説得力があり、僕の尊敬する師匠クラスの方々も真剣な表情で話を聞いておられました。
この先生の前では、僕らも師匠も一人の受講者です。実際には肩を並べたわけではありませんが、同じ目線に入れたことがちょっぴり嬉しかったです。
実際は、知識が追いついていないため、何を言っているのかチンプンカンプンでした。多分、中学校1年生レベルの英語力で英会話を聞いているような感覚です。所々の単語はわかるものの、意味まではわからなかったり、なんとなく言っていることがわかる時もあるレベルです。でも、先生の教え方も的確でわかりやすかったので、僕らでも何かを掴むきっかけになりました。
たかしさんのハウスで講習が終わり、ハウスを出る際のこと、先生に「夏秋トマト栽培マニュアル」にサインをしてもらおうと思いましたが、「僕はそんなんじゃない」みたいな感じで、断られました。結構、本気でサイン欲しかったのになぁ・・・。ちょっと後悔です。
でも、写真はゲットしました。
記念になりますね。
今日、先生に会えたことは今後の農業人生で大きな意味があると思います。
これから本を読む際にも習得度が増すことでしょう。
とても良い機会でした。
JA江刺さん、後藤俊美先生、ありがとうございました。