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フルーツトマトで有名なkannoファームにて研修

2017 5/10
トマト農家のブログ
2017年5月10日
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今日は、Kannoファームにて研修を行いました。代表の菅野保男さんは以前、中古住宅の紹介や研修に入る前の面接でお会いしましたし、僕らのことも覚えてくれていました。

なんと、保男さんは、同じくニューファーマーとして研修を受けているK君の受け入れ先でもあり、ワンピースでいうところの「王下七武海」のような、江刺を代表する農家さんです。

また、水耕栽培にいち早く着手しており、その他にも「フルーツトマト」や「プチぷよ」と言った個性が強いトマトの栽培をして、人気を集めています。

以前、紹介した「ハウスの環境制御ガイドブック」という本をK君に進めるだけのことはあり、環境制御の意識も高く、自動化も進んでおりました。

そして、トマトとミニトマトの水耕栽培ハウスでは、マルハナバチを放つことで受粉の自動化も進んでおりました。ある意味で究極の形なのかもしれません。

農業スタイルもゆったりとした感じで、パートさんと研修生のK君を分けて考えており、K君は経営者側の視点で農業を見させられているのだと、保男さんの意図がわかりました。

それぞれの研修先がありますが、それぞれに違った形があり、どこも間違いではないと思いますし、どこを見ても非常に勉強になります。

今後も、様々な場所で研修する計画があります。作業もそうですが、農業のスタイルや家族経営のスタイルだったり、話をするだけでも教科書じゃ学べないことが学べる良い機会です。

このような機会があることは、僕らにとっても、これから農家を目指す人たちにとっても大きなチャンスだと思います。

自分のやりたい農業、自分が農業をやりたい場所、自分が目指すものに迷いがある僕らですが、色々な場所に行って、色々な事を感じ、少しずつ目指すものが見えてきた気がします。

住居や畑のことで迷っている僕たち。

優柔不断ですが、決断を急ぐ僕たちですが、ぼんやりとその影が見えてきた気がします。

この先きっと良いところに行ける気がしてきたことが今日の研修の何よりも大きな成果と言えるでしょう。

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