さて、僕たちが江刺で研修してから早いもので5ヶ月が経とうとしています。
僕たちは参加していないのですが、農業大学の研修で入門コースでは、色々な作物を栽培しているようです。僕たちがお世話になっている師匠はトマトをはじめ、キュウリやリンゴなど、ありとあらゆる物を栽培しています。
品目をあげればキリがないほどで、僕らも全部を把握しきれていません。
と言っても研修はトマトがメインでサブがキュウリといった感じです。
それで肝心のトマトなんですが、研修生用ハウスに準備していたトマトの苗を定植する日が近づいて来ました。
実際に定植する日は、明日か明後日かそのくらいなのですが、今日は畝を立て、灌水チューブを敷きマルチを張りました。
ハウスの周りはリンゴ畑で、リンゴの薬剤散布をする際にはハウスを閉じなければ薬品が飛んで来てしまうので、人間もトマトも暑さとの戦いになります。
灌水チューブは点滴タイプではない普通のものを使用し、予定では秋の終わりくらいまでの短期間です。
本数は約1000本。
素人がやるにはちょっと無理がありますね。
師匠のサポートもあると思いますが、他の作物は他のハウスで普通に植えられている状況なので、労働的には僕らが主になるでしょう。
農業大学や、ほかの農家さんでの研修もあり、いろいろと大変ですが、僕らの事務的なピークは7月4日にある研修の面接だと思いますので、それを過ぎれば、師匠の予想を上回る収量で今季を終了したいと思います。
きゅうりの清人さん
今日は、午後からキュウリの受入経営体での野菜研修に参加させていただきました。
最初は、休憩室のような場所で座学、座談形式で清人さんから品目とは関係のない「経営」「研修の仕方」「研修を受ける姿勢」に関するお話を聞かせていただきました。
清人さんのところで研修をされている「遠藤さん」とは農業大学の新規就農者研修(基礎コース)でも一緒ですし、話をする機会がたくさんあったので、どういった研修をしているのかを事前に伺っていました。
まずは、キュウリのスケッチから入ったと聞いて驚きましたが、今日は、実際にスケッチしたものを見せていただき、とても参考になりました。
トマトでも細かく観察するならばスケッチが有効な手段でしょうし、何かのメモを取る際も絵があった方がわかりやすいと思います。
毎日だったり、日々の疑問や改善点をノートに書き込み、記録として結果が残ることを続けることは、日々の努力の積み重ねが、ページ数として、ノートの数として目で見える努力として、自分の自信になります。
こういったことを続けている清人さんは、凄いと思いました。
清人さんの所で研修をしている遠藤さんは、今後、きゅうりの達人になりそうな予感がします。頑張ってください~!!