トマト農家のブログ

六次産業化 事例研修 (西和賀)の感想

先週の火曜日(6月20日)に新規就農者研修(応用コース)の六次産業化の事例研修として西和賀に行ってまいりましたが、その時の事を感想を書く宿題がありましたので、今回はそちらをご紹介したいと思います。

①「道の駅錦秋湖

訪問、聞き取りについて印象に残ったこと

自分が担当した場所でしたが、とても質問しやすい雰囲気で良かったです。また、6次産業化講座で使用している本の中にある「さいさいきて屋」のように集荷して通勤するシステムがこんなに近くにあるとは思ってもいませんでした。工夫をしている様子がわかってとても良かったです。

気になったことやもっと聞きたかったこと

店内の産直コーナーが品薄状態にあったと思いますが、今後は買い取り販売ではなく、農家が持ち寄るやり方に変える気はあるか?ということが聞きたかったです。

その他、感じたこと

北上から車で来ると、一番最初のトイレ休憩だったり、運転の休憩スポットだったり、目立っていてとてもいい場所に思いました。

②「中村キミイさん」

訪問、聞き取りについて印象に残ったこと

とても優しそうな印象を受けました。大きく取り乱すような事はなさそうで、どしっとした印象も受けました。今までに色々な苦労や努力をした事が経験となって、人格が形成されていて、西和賀に根付いた樹齢数十年の大木のようでした。中村キミイさんという大きな守り木があって西和賀も魅力的な所になっているという事がわかりました。

気になったことやもっと聞きたかったこと

聞きたかったことは色々ありますが、それは中村キミイさんに興味があるという事で、内容を問われると具体的には浮かびません。ただ、訪問という形ではなく日常的な姿を見てみたいと思いました。きっと想像するよりも忙しかったり、苦労していたりと、僕が想像する以上の何かがあると感じました。

その他、感じたこと

旦那さんがいい味を出していて、陰で支えたり、アイデアを出したりして、いい関係だなぁと思いました。

③「湯田牛乳公社」

訪問、聞き取りについて印象に残ったこと

正直に言いますと、対応された方はとてもクールなイメージでしたが、話を聞いているうちに、地元愛、湯田牛乳愛が強い方だとわかりました。社員さんも一丸となって働いている様子も見えたので、とても好印象でした。今も活動をしているようですが、そういう所をアピールしていく形が、湯田牛乳を広げる形であり、根強いファンを作ることにつながっていくと思いました。

気になったことやもっと聞きたかったこと

地元愛が強い感じだったので、意地悪な質問をしてみたかったです。例えば「どうしても湯田で牛乳関連の仕事ができない場合は、牛乳をあきらめますか?それとも湯田をあきらめますか?」とか・・・。地元優先なのか公社優先なのか、地元があるから公社があるという考えなのか、という質問をしてみたかったです。

その他、感じたこと

研修先のおみやげに「プレミアム湯田ヨーグルト」を買っていきましたが、とても喜ばれました。普通に食べているヨーグルトよりも格段に上質なヨーグルトで、高級なんだけど手が出ないレベルでもない。自由に選べることってある意味すごく贅沢なことです。それは自然のおかげでもありますが、自然と生きている人たちのおかげです。岩手県は自然が生きている場所で、自然と生きることができる素晴らしい場所なんだと思いました。

以上が感想です。ワードで作成した内容を先生にも送付させていただきました。

六次産業化の授業について

今回、僕らが受けている新規就農者研修の応用コース、六次産業化の受講生は、僕らを合わせて4人、担当の中森先生と講師の熊谷先生を足しても6人です。すごく少人数で授業の回数を重ねるにつれて、いい感じになってきました。

しかし、7月4日が最終日となる応用コースでしたが、見事に「農業次世代人材投資事業(準備型)の面接」とかぶってしまい、参加できなくなってしまいました。ところが、最終日に参加できない事を先生方に告げると、僕らの為に日程を変更していただけました。アリガタヤ、アリガタヤ。

少人数の利点ではありますが、僕らの都合に合わせていただきました先生方や共に学んでいる千葉さんと千田さんにも感謝です。ありがとうございます。

最終日に参加させていただけることで、より深く六次産業化を理解することもできますし、これから僕らの人生に何らかの意味があることだと思います。本当にありがとうございます。

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