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トラクターの進化論

2017 7/20
トマト農家のブログ
2017年7月20日
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今日は、農大の新規就農者研修(基礎コース)の4回目の2日目です。

ややこしいですね。でも、わかる人にはわかります。

トラクター教習が行われたわけですが、実際に畑を耕したトラクターは、僕には新しすぎて何だか操作している感覚がありませんでした。

僕の中のトラクターのイメージは、オートマなんだかマニュアルなんだかわけわからない感じです。

師匠の所のトラクターしか乗ったことがありませんでしたが、クラッチを開放するとガーっと走り始めると認識しており、クラッチを踏まずにブレーキだけを踏み停止するという操作は、まるで違う乗り物です。というかオートマです。

また、トラクターのロータリーを下げるのは普通に操作しますが、ハンドルを急旋回すると自動で上がるなんて、凄すぎだなぁー。

これで作業をすれば楽ちんだなぁー。とは思いますが、お高いのでしょう?値段を聞く気にもなりません。

世の中には色々な楽ちんアイテムがありますが、カーナビだったり、自販機だったり、本当になければならない物って少ないような気がします。

便利になると、人間が楽をして、怠けたり、もっと難しい事をやらなくちゃいけなかったり、それで物価が上がるから、元のもの以上の量を生産しなければならなくなったり。

そういう時に、こういう便利なトラクターが開発されるわけで・・・。

人間が作った矛盾の中の産物が今日のトラクターなんですね。

でも、確かに便利ですね。いい物を素直に喜んで使える世の中であればいいのですが、まだまだ僕が見える世の中は矛盾の中です。

ある意味で、牛で耕していた時代に憧れたりもしてるわけで、それもまた矛盾なのかもしれません。

写真は、旧型のトラクターです。旧型といっても僕の使う予定のトラクターよりも新しいわけですが・・・。うーん、欲しい。

今日の最後は農大内にあるサーキット(練習場)で乗り回してきたゼ。いや、安全に乗り回してきました。

やはり、旧型のトラクターの方が安心して乗れるのは僕がトラクターに慣れてきたという何よりの証拠ですね。そういう実感がうれしかったりする今日この頃です。

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