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小さな幸せの種と土

2017 8/21
トマト農家のブログ
2017年8月21日
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今日は、師匠の所での研修は10時くらいで上がらせてもらい、今度の農大研修の時に「土壌診断」をするので、そこで使用する土を採取しに行きました。

行ったところは、僕らが就農する予定地の「米里」です。

まだ、契約は進んでいませんがもう少しで契約が完了すると思います。

土の採取は、持ち主の方にも事前に承諾を得ていましたので、現地に着くなりさっそく採取しました。

採取に使ったものは、土壌調査にしようする「検土杖」という道具で、買うと結構高い物ですが農業改良普及センターにて借りることができました。

頼れる人、所があるのは本当に心強いです。ありがとうございまーす。

一か所目は、田んぼです。そこを畑にしてトマトを作る予定です。

やはり田んぼは粘土ぽい感じで、きめが細かい土が採れました。

二か所目に移りました。それは、家の前の家庭菜園スペースです。場所に移動すると売り主の方が仕事がやすみだったようで片づけをしていました。

久々に話も出来ましたし、契約まで順調に近づいている事と、片づけが大変で契約が進んでいない部分もあったことがなんとなくわかりました。

あともう少しで片づけも終わりそうな感じに見えましたので、もう少しで契約になります。

そして、改めて土の採取の許可をいただき、土を採取です。今度の場所は検土杖が軽く30cm位入るほど柔らかいふかふかの土でした。草刈りを丁寧にしている為、出来た土なのでしょう。

三か所目は、家の裏です。ちょっとした平地なので何かしら植えることが出来そうです。そこは、以前は家が建っていたようで、土はカチカチでした。根菜類はむずかしそうです。

現在はカボチャを植えていましたので、帰りにそこで採れたカボチャをお土産にいただきました。ありがとうございます。そこで採れたもの第一号ゲット!

四か所目は、家から少し離れた所にある草地(元田んぼ)の所です。やはり元田んぼだと土が粘土っぽい感じがします。ここは、スイカでも植えますか。

家に帰ってから土を乾燥させるために狭いベランダで作業です。

今日、師匠に土の採取の件を相談したところ、古いふるいと育苗箱と防草シートを借りました。

一か所目で採取した田んぼの土はかなり粘土っぽかったので古いふるいでこして、ミンチみたいにしてから防草シートを育苗箱の上に敷いて、そこに広げます。

すると数時間後には、はじの方から乾いた色になってきました。

さて、明後日まで間に合うか?

今日は、売り主の方にもお会いできましたし、その際に不要なタンスや物をいただけるとのことでしたので、見させていただきました。

バーベキューの網や、ビーチパラソル、飯ごう等々、和室によくある立派なテーブルも2つ、薬品庫等に使えそうなカギ付きの棚などなど。

本当にありがたいことです。

ここでいただいた恩は、どこかで必ずお返しし、そして他の誰かにも良くしてあげれたら地球は少しは平和になるのかもです。

不用品は、人によっては必要品で、まるで小さな幸せの種をいただいた気分です。ありがとうございました。

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