今日はめでたいと言いますか、思い出と言いますか、非常に感慨深い出来事がありました。
それは、数年前に僕が農業研修で農大に通っていた時にお世話になりました三浦先生の退職があり、先生を送る会に出席させていただきました。
きっかけは一通のメール、同じく参加していた同級生からお知らせがあり、三浦先生を送る会に出て、先生を送るかい？という事でした。それは冗談ですが、その連絡を見た瞬間に僕の時計が一気に過ぎ去ってしまった時間というものを正確に刻み始めました。
それは、一瞬で、でも一瞬じゃなくて、色々な苦悩が合って、それでもなかなか結果が出なくて。その時間は確実に存在する物でしたが、その時期は僕は異次元にでも行っていたかのように思えるほど無力でした。
何を言っても言い訳で、それがその道のプロという事でもあるというふうに感じます。
色々な事や人を見てきて、その記憶は僕の中に確かにあって、それは無駄ではなかったと思います。
三浦先生から最後に送られた言葉。覚えています。
先生は２つの事を教えてくれました。
１つ目は、後輩に頼られる先輩になりなさい。そして上司や同僚とのコミュニケーションも大切。
これは、まさに僕に足りないところで、今年からの僕の一番の目標とすることでした。
２つ目は、どこにいても頑張って結果を残す。という事です。限界まで頑張るという意味ではなかったようですが、いい意味で８０点で合格、かならず自分自身が合格と思えるように努力をし続ける事が非常に大事だ。という事でした。
この言葉は、僕は一生大事にしていこうと思います。もちろん実践できるように、そしてそれを実践して、次に誰かに言えるような人になりたいと思います。
先生の手にはあふれんばかりの花束や贈り物が渡され、それをもって見送られる姿、車に向かう背中、校内の駐車場を車で出るぎりぎりまで車の窓を開け、手を振る私たちに手を挙げて応えていたこと。
先生の雄姿は、僕の胸に焼き付き、何かを達成した男を初めて見ました。
少なくとも僕はそう感じ、改めて農大の研修に、そして今日、先生を送ることができてよかったと思いました。
これからはブリーダーとして、いやいや、トマト農家としてもっともっと頑張って、いつか僕の発言で誰かの心が動かせるくらいの大きな漢になりたいと思います。
先生、今までお疲れさまでした。ありがとうございました。
いつの日か、この記事が先生に届くことを願って。