去年の夏から秋にかけて、家から100メートルくらいの所にある隣のお家にキイロスズメバチが大きな巣を作りました。
雨どいの下に作ったため、非常に高い所にあるので簡単には届きませんし、蜂も襲ってきません。
ですが、大きなスズメバチが飛び回っていると、さすがに怖くなります。
去年のハウス解体の際にはアシナガバチに刺されましたが、スズメバチだともっと酷い状況になると思います。
寒くなると動きが鈍くなったり、いなくなるかなぁー。と思い、しばらく放置していました。
季節が冬になり、まったく蜂が活動している様子もなく、今なら取れる!と思いましたが、寒いので延期を繰り返し、季節は春になりました。
もうしばらくすると、暑くなり、蜂が再び集まってきてしまいます。
ですので、今のうちに巣を取っちゃいましょう。と、隣のおばあちゃんに言うと、赤カブの漬物をいただきました。
それからは、早いものでした。
必殺仕事人のように、前金ならぬ「赤カブ漬」をもらったので、仕事人は動きます。
軽トラックにハウス建設で使用していた脚立を乗せ、大きな袋と、ティッシュとノコギリを持ち、いざ出陣です!
僕にはあのバックミュージックがはっきりと聞こえました。
♪デーン、デレレレレレレーン♪
脚立を準備しましたが、高さが足りません。
そこで仕事人は考えました。
「!そうだ!!軽トラの上に脚立を立てよう!!!」
無事に脚立の準備が完了です。
恐る恐る脚立に上っていくと、目の前には大きな大きなスズメバチの巣です。
奇妙な模様は目の前で見るとビビります
本来、仕事人はハチの巣除去の仕事人ではありませんので、蜂には免疫がありませーん。
ですが、ビビっても仕方ありませんし、早くやった方がいいと思ったので、感情のスイッチをそっとOFFにしました。省エネ省エネっと。
出入口の穴にティッシュを詰め、持ってきた「ごみ袋大」をかけましたが入りません。
おばあちゃんに違う袋をもらって、下からかぶせました。
そして、ノコギリでギコギコと付け根を軽く切り、巣を揺さぶると、ボサっと大きな大きな巣は袋の中に入りました。
その軽いことなんの。
超巨大なスイカくらいの大きさがあるので、想像では10Kgくらいのイメージでしたが、実際は500gくらいしかなかったと思います。
その後、「ごみ袋大」に移し替えて、仕事人の仕事は終わりました。
おばあちゃんは、うれしそうな笑顔でした。
今回は、蜂がお留守だったようで、何も被害も苦労もしませんでした。
これが違う時期だったらと思うと、ゾッとします。
スズメバチの巣は、縁起物で飾っていると金持ちにならしいです。
ですので、玄関の中に飾るそうです。
これで、宝くじでもあたったら、僕には1割、いや、2割はもらう権利があります!
いや、冗談ですが。
今度は、我が家にハチの巣を作ってほしいような、欲しくないような。虫が嫌いな妻なので玄関には飾る事はないと思いますので、我が家はいつまでたっても金持ちにはなれそうもありません。
コツコツとトマトの栽培に励みます。それが僕の本業です。