○-1グランプリは僕の限界を突破する企画です。
前回はT-1グランプリで「定植」のスピードを競っていました。
誰と競うのか?
それはもちろん自分自身とです。
そういう無駄な事をやっていると、自分の限界を知り、突破できるのだと思います。
今回はS-1グランプリという事で「収穫」のスピードを1人で競ってみました。
収穫箱が同じじゃ無いと協議には参加できませんが、自分のルールでやれば面白いと思います。
僕の師匠が言うには1時間に最低で4箱は収穫する。そうじゃ無いと効率が落ちているからトマトが見えるように葉切りをする。と言う事でした。
それで、最近は1時間に6箱も収穫している事がわかりました。
1週間の作業が月曜からと考えると、葉切りを優先的に行い、収穫スピードを上げられるようにしていました。
まだ全部がいい感じでは無いですが、とりあえずやってみました!
よーい、スタート!!
腕時計のストップウォッチで時間を図ります。
最初は収穫箱の上にカゴを乗せて、規格外品を入れていましたが、すぐにいっぱいになって作業が進みません。
葉切りをやった場所ですがスピードが上がりません。
そこで急遽やり方を変えました。
カゴを下に置き、規格外はマルチの上に並べて後で取ると言う方法を思いつきました。
そこからは早くなりましたが、やはり規格外が多すぎて、なかなか箱が一杯になりません。もっと管理作業を徹底しておけばここまで規格外が多くなかったはずですが後の祭りです。
スピードをもっと上げるしかありません。ギュイーン!!ギアを上げました。
1箱、2箱、うん順調。
まだまだ時間はある。
3箱、4箱まだ時間は大丈夫。
5箱、時間は残りわずか。
6箱!時間ギリギリで6箱を達成です!
ここでツイッターのブチ君さんが直売にいらしたので休憩&お話タイムです。
何とブチ君さんが好きなアーティストK君のCDをいただきました。
すでに汗だくでしたが、服を着替えて水分を補給して、いただいたCDをラジカセで流しながらS-1を再開です!
S-1の個人的なルール。
1時間だけの収穫量ではダメ。
収穫を終えて、平均が何箱になるか。
そう言うことにしました。
ギアをサードくらいにして、収穫です!
しかし規格外が多い。
直売で販売しても残ってしまうくらいです。
今回は、規格外ギリギリ品は出荷箱に入れて出荷します。
結局は出来高がモノを言う世界でもあるので、まずは実績を作る為にギリギリを攻めて、収穫量を極限まで上げます。
それでも規格外が多いのです。しつこいな。すみません。
土日にドーンと直売で売ればいいのですが…。
そんなことを考えながらもS-1は継続中です。
4つあるハウスを次々と終わらせ、最後に収穫した所は葉切りが進んでいない場所です。
最後の最後に難関です。
こうも作業効率が落ちるのかと思うほどです。
トマトも小さめだし、葉っぱも多いし規格外も多いし。
さっきよりも箱が一杯にならないままどんどん進んでいきようやく全ての収穫を終えました。
と言ってもまだ終わりではありません。規格外の回収が終わるまでがS-1です。
遠足は家に帰るまでという校長先生の話を思い出し、うんうんとうなずきながら規格外のトマトを箱に入れていきます。
その中でも販売できるものと出来ないもの、おまけに上げられるものがあるので選別していきます。
もう流石にヘトヘトですが、S-1が続いている為?手は止めません。
僕は限界を越えました!
師匠の6箱には届きませんでしたが、収穫スタートから最後までで収穫数28箱、経過時間は5時間で終わりました。
休憩時間は引いてありますが、僕の中ではいい感じの収穫数だったと思います。
状態が良ければ、6箱や7箱も狙えたと思います。
それはまた次の収穫の時にS-1を開催して6箱の壁に挑戦したいと思います!
「S-1のルール」
道具は何を使っても構わない。
規格外も全て採る。
全ての収穫の平均数とする。
どんな感じでしょうか。
挑戦者求む!!