トマト農家のブログ

Uターンです。U子ではなくマイ子です。

今日でほとんどの苗のUターンが終わりました。

Uターンというのは、トマトを吊っている番線までトマトが大きくなって、その後は下に向かって成長させる誘引方法です。

ほとんどの苗が終わってと言っていますが、実際は手が回らずに、強引にUターンをしたり、時にはボキボキとトマトを折っちゃたり、同時に心も折れそうになったり…。

心は皮一枚で何とか繋がってますが、トマトは皮一枚では生きられないので、折れた上の部分はごめんなさいします。ごめん。

Uターンも終わったと思ったら、全然できていないゾーンを発見し、心にとどめが刺さりそうでしたが、そこは収穫の猛者となり心をそらしました。明日やろう。

Uターンは番線の上を通らなければ支える物がないのですが、作業の遅れから、半数以上が番線のしたを通って反対側に支えがないダメなUターンをしてしまっていました。

どうしてもできない時のために、「U子」という補助具が売っていますが、1個で50円とかそれ以上もするので、僕は買いませんでした。

僕はどうなるかわかりませんが、マイカ線という農業でよく使う強い線で1本1本を支えて、番線に結んでみました。

果たしてどうなるか。

もし、ダメなら、バッタバッタとトマトが倒れてくる恐怖に、耳を塞ぎ「ノー!!」と叫ぶ僕の姿が想像できます。なんか笑えます。

人ごとのようですが、U子でも対応できないような物でも、マイカ線なら自由自在です。

これからはU子ではなくマイ子の時代が来るかもしれません。

なので、かなり大掛かりな実験ですが、僕は期待しています。

果たしてどうなるか、乞うご期待です!

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