最近は、パイプハウスの移設に尽力しているわけですが、農業資金の確保とリフォーム費用が思った以上にかかった分もあり、解体&運搬&建設は全てセルフでやろうというふうに決めております。

決めてしまうとやるしか無く、出来ないと言っていても何も進みません。

進める為にはハウスの解体を覚えたり、トラックの運転を覚えたり、簡単な測量的なものも覚えたり、やってみて習得する事もかなりあります。

お金を払えば出来る事ですが、そもそもの段階でそういうわけですから、必然的に覚える事も多くなったり、出来ることが多くなります。

すると、経験値が増えて違う事を習得する時にも応用ができたり、色々と経験が生きます。

もともと好奇心だけは旺盛でしたから色々な事にチャレンジしてきました。

前職はホームページの作成関係をやっていたのですが、そのほとんどが独学でした。

現代は便利なもので、インターネットさえあれば何でも調べられるのでそういうものにもかなりお世話になっております。

これからの人生は農業を主体として生きていく道を選んだのですが、ここに「師匠」という存在がある事が非常に大きいです。

振り返ってみると、人に何かを教わった経験があまり無く、覚えが良いわけでも無いので、師匠の教えを吸収できるのか不安はかなりあります。

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉の通り、しょうもない質問をして恥をかいても、どんどんと吸収していきたいです。

せっかく素晴らしい師匠達のバックアップがあるのですから、それを逃したらバチが当たるってもんです。

師匠の圃場を見学する為に県内はもちろん、関東の方からも御一行様が来たりします。

トマトの栽培技術が非常に高く、雇用を入れずに夫婦だけで生産効率の高い栽培管理を行なっている、非常に珍しいモデルです。

トマトの管理は基本的に、トマトに人間が合わせるのでは無く、作業しやすいようにトマトに合わせてもらうとでも言いますか、そういう栽培だから夫婦二人で高い生産性と収量を上げられるのでしょう。

秋になり夏秋トマトのクライマックスではありますが、圃場が非常に綺麗です。

葉っぱ切りも切りすぎなくらいに切ってしまうので、栽培的には良くないのかもしれませんが、風通しが良くなる為、灰色カビ病になりづらく、収穫もしやすい理想的な栽培だと思います。

本来は、就農準備の時間も全て無くし、師匠の圃場で研修をしていたいのですが、そうもいかないのがもどかしいです。

いざトマトのクライマックスになってからつくづく無念な心境です。

しかし、来年も師匠は師匠であり、僕らのアドバイザーになってくれます。

今年から就農したK君も現在は同じ師匠に教えられ、栽培をしていますが、師匠もビックリするくらいに綺麗に管理できているので、かなりの収量になると思います。

K君は農業の知識もあって、僕らとは雲泥の差、月とスッポンです。

そういった方々と一緒に勉強会などに行くと、知識がなさ過ぎてかなり浮くのですが、初心者の特権と言いますか、バカを丸出しに出来るので今はいいと思います。

ですが、流石にずっとこうもいられないので、知識と経験をどんどんとつけて、人に教えられる人になったり、僕らからしか見えない角度での新発見もあったりするかもしれないので、江刺のトマトにも貢献していければと思います。

少し長くなったので今日はこのへんで…。